活動概要

 鉄道研究部は武蔵高等学校中学校に存在する校友会で、主に鉄道を趣味に持つ生徒が集まって模型研究旅行の3つを軸に活動しています。設立は1960年台前半です。
 部員数は2012年度に30名に達し、2023年現在はやや衰えているものの概ね部員数を維持しています。金銭面でも例年学校よりある程度の予算をもらうことができ、自由な校風も相まって顧問がほとんど干渉しない非常に自主的な活動ができています。

活動体制

 鉄道研究部の部員は中学1年生から高校2年生までとなっています。中学1年生は1学期の後半より体験入部し2学期初めに入部、高校2年生は長期旅行と鉄コンが終わった後の2学期初めに引退します。そのため実際は4学年で活動しています。多くの部活で高校3年生が活動している中、鉄研は1年早い引退となります。以前は高校2年生は記念祭で引退していましたが2022年に変更されました。
 部の運営は4役と呼ばれる幹部が中心になって行います。記念祭終了の翌日に次期4役が発表されて同日に交代します。
  • 部長:部のリーダーであり、対外的な最高責任者。記念祭時においては団体責任者を務める(例外あり)。
  • 主務:部の活動の取りまとめなどを行う。主な職務は各部活からなる会合である主務会への参加。
  • 会計:部の金銭に関する責任者。部費・予算の管理や支出入といった財政面を担当する。
  • 副部長:鍵の解錠や部長不在時の対応などを行う。2022年度に新設。
  その他、主任と呼ばれる各種活動の担当者がいます。記念祭後最初の部活で行われる部会にて部員中から選挙で選出されます。

  • 大ボード主任:Nゲージ大ボードのレイアウトを決定しその指揮にあたる。
  • モジュール主任:鉄道模型関連のうち、個人で製作するモジュールレイアウトの配置・管理などを職掌とする。 
  • HO主任:鉄道模型関連のうち、もっとも毛色の違うHOゲージレイアウトの製作を担当する。工作技術の見せ所。 
  • 模型管理主任:模型の車両を管理する。
  • 物品管理主任:模型の建物類を管理する。
  • 部室管理主任:部室等の整理・清掃を管轄する。すぐに散らかる部室の整理を絶えず行う根気が必要となる。
  • 長期旅行主任:年に1回行われる宿泊旅行で宿泊先の確保や顧問との連絡、保護者への説明などの管理全般を担う。
  • 短期旅行主任:年に2回行われる日帰り旅行の実施を管轄する。撮影地や部員行動の把握が仕事。 
  • 研究主任:部員の研究関連を管轄する。研究についてのとりまとめやサポートを行い、小冊子の編纂を行う。 
  • 広報主任:X(旧Twitter)の管理を行う。2023年は閉鎖されていた公式サイトの復活も実施した。
  • 漢文主任:部員向けに黒板に連絡を書くのが仕事。以前から事実上存在していたが2023年より正式に設置された。連絡に漢文を使うのが鉄研の伝統であることからこのような名前となっている。

 かつては以下の主任も存在していましたが廃止されました。

  • 模型主任:少なくとも2016年頃には存在していた。鉄道模型関連一切を担当する。部のレイアウト拡大に伴い、現在ではNゲージ大レイアウトを主に管轄する。
  • Nゲージ主任:大ボードとモジュールが統合された2022年のみの設置された職。大ボード主任は廃止され、モジュール主任は2人のモジュール補佐という職に置き換わった。
  • 旅行主任:少なくとも2016年頃には存在していた。部の旅行関連一切を管轄する。特に長期旅行では、宿泊地、部員の行動把握、列車の予約などを担当する。 
  • HP主任:少なくとも2016年頃には存在していた。ブログ、ホームページの管理を職掌とし、ブログのカテゴリ管理など裏方ながらなくてはならない広報担当。 
  • 書籍主任:少なくとも2009年ごろには存在していた。現在部保有書籍の管理は部室管理主任が担当する。
  • 写真主任:少なくとも2009年ごろには存在していた。
  • クイズ主任:少なくとも2009年ごろには存在していた。現在の記念祭主任との関連は不明。

 その他、記念祭前にはプラレール主任や校内宣伝主任、クイズ主任などが臨時で設置されます。こちらも選挙で選出されます。

鉄研UNO

 鉄研では伝統的に「ドボンUNO」と呼ばれる特殊なUNOにさらに鉄研の独自ルールを付加したUNOを長期旅行などで行なっています。OBなどとも親睦を深められる大切な文化です。